東洋医学の「血」とは? ~体を養う大切な存在~
- 6月23日
- 読了時間: 2分
更新日:7月9日
こんにちは、山鍼灸院の山口です。
以前のブログで、東洋医学で考える「気・血・水」についてご紹介しました。
今回はその中の一つである「血(けつ)」についてお話します。

東洋医学の血は、現代医学でいう血液と似ていますが、それだけではありません。
体に栄養を届けるだけでなく、筋肉や皮膚、目、髪の毛を潤し、心の働きを支える大切な役割があると考えられています。
血の働き
東洋医学では、血には次のような働きがあると考えられています。
・全身に栄養を届ける
・筋肉や皮膚を潤す
・目を養い、視力を保つ
・髪の毛に栄養を与える
・精神活動を安定させる
血が十分にあることで、体だけでなく心も落ち着いた状態を保つことができます。
血が不足すると「血虚(けっきょ)」になる
血が不足した状態を、東洋医学では「血虚」と考えます。
血虚になると、
・目が疲れやすい
・かすみ目がある
・顔色が白っぽい
・髪の毛がパサつく
・眠りが浅い
・めまいや立ちくらみがある
といった症状が現れやすくなります。
また、女性では月経量が少なくなったり、生理周期が乱れたりすることもあります。
東洋医学には「女性は血をもって本となす」という考え方があり、月経によって定期的に血を消耗するため、男性に比べて血虚になりやすいと考えられています。
そのため、疲れやすさや目の疲れ、月経に関する不調が続く場合は、血の不足が関係していることもあります。
血の巡りが悪くなる「瘀血(おけつ)」
血は不足するだけでなく、流れが滞ることもあります。
この状態を東洋医学では「瘀血(おけつ)」と呼びます。
瘀血になると、
・肩こりや慢性的な痛み
・顔色がくすむ
・シミができやすい
・月経痛が強い
などの症状がみられることがあります。
まとめ
東洋医学では、血は不足する「血虚」と、巡りが悪くなる「瘀血」の両面から考えます。
次回は、血と関わりの深い「目の疲れ」や女性の不調についてお話したいと思います。
愛知県東郷町 山鍼灸院


