お灸にはどんな種類がある?棒灸と炭灸の特徴
こんにちは、山鍼灸院です。
11月になり、本格的な寒さを感じるようになってきました。
寒い時期はお灸が気持ちよく感じられます。
そこで今回は、前回に引き続きお灸の種類についてご紹介します。
前回は、山鍼灸院でよく使用している「もぐさのお灸」と「台座灸」の2種類を紹介しました。
お灸には、身体に直接のせる方法のほかに、皮膚に触れずに温める「棒灸(ぼうきゅう)」や「炭灸(すみきゅう)」といった種類もあります。
今回は、この2つのお灸の特徴についてご紹介します。
棒灸とは?
当院の棒灸は、もぐさを練って棒状に固めたお灸です。
火をつけた先端を身体に近づけ、皮膚に直接触れない距離から温めます。

特徴は、広い範囲をじんわりと温められることです。
冷えが広い範囲に見られる場合などに用い、身体の表面を包み込むように温めます。
棒灸は、もぐさの温かさを利用しながら、お身体の状態に合わせて温める場所や距離を調整できるお灸です。
身体に近づけると、ほのかな温かさがじんわりと伝わってきます。
炭灸とは?
炭灸は、もぐさを炭化させて作ったものを使うお灸です。

炭にすることで煙やニオイが非常に少なくなり、ゆっくりと時間をかけて燃え続ける特徴があります。
山鍼灸院では、専用の木箱(温灸箱)に入れて使用し、箱から伝わる熱で身体を温めます。
これは「輻射熱(ふくしゃねつ)」という、熱源から離れた場所にも伝わる熱を利用したものです。
皮膚に直接触れることなく、おだやかで安定した温かさを届けることができます。
棒灸と炭灸に共通する特徴
棒灸と炭灸は、どちらも皮膚に直接触れずに温めるお灸です。
熱源を身体から離して使うため、直接もぐさを置くお灸とは熱の伝わり方が異なります。
じんわりとした心地よい温かさを感じられるのが特徴です。
山鍼灸院では、お身体の状態や冷えの範囲などを確認しながら、こうしたお灸も使い分けています。
お灸にはさまざまな種類があり、それぞれ温め方や特徴が異なります。
前回ご紹介したもぐさのお灸や台座灸と合わせて、それぞれの違いを知っていただければと思います。
お身体の冷えが気になる方や、「自分にはどのお灸が合うのだろう?」と気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください。
愛知県東郷町 山鍼灸院
