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東洋医学の五臓「脾」とは?消化だけではない大切な役割

  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

こんにちは、山鍼灸院です。 サッカーワールドカップ2026が終わりました。 全試合見ようと思っていたのですが、結局寝てました。 次回2030年に向けて体力づくりを始めようと思います。


今回は、**「肝心脾肺腎(かんしんひはいじん)」の「脾(ひ)」**についてご紹介します。


西洋医学では、脾臓は血液や免疫に関わる臓器として知られています。


一方、東洋医学の「脾」は、消化や栄養の吸収を支え、気や血を生み出す働きを担う大切な存在です。


今回は、東洋医学における「脾」の役割についてご紹介します。


たくさん食べて元気いっぱいな脾

東洋医学の「脾」とは


東洋医学では、「脾」は食べ物や飲み物から必要な栄養を取り出し、体に必要な「気(き)」や「血(けつ)」を生み出す大切な働きを担います。


そのため、「脾」は**後天の本(こうてんのほん)**と呼ばれています。


「後天」とは、生まれた後の生活のことです。毎日の食事や飲み物から栄養を取り込み、体を養う中心となることから、このように考えます。


これに対して、「先天の本(せんてんのほん)」と呼ばれるのが「腎」です。東洋医学では、腎は生まれ持った生命力や成長・発育の基礎を担うと考えます。


生まれ持った力を支える「腎」と、生まれた後に食事から体を養う「脾」。この二つは、健康を支える大切な土台です。


また、東洋医学では「脾」は五行の「土」に属し、五臓の中心的な役割を担うと考えます。


毎日の食事から気や血などのエネルギーを生み出す働きが、他の臓器を支える土台になるためです。


「運化(うんか)」という働き


東洋医学では、「脾は運化(うんか)を主る」といいます。


運化とは、食べ物や飲み物を消化・吸収し、必要な栄養を全身へ運ぶ働きのことです。


この働きが順調であれば、体は必要な栄養を受け取り、毎日の活動に必要なエネルギーを作ることができます。


反対に運化の働きが低下すると、食べたものを十分に活かせず、さまざまな不調につながると東洋医学では考えます。


「脾は四肢・肌肉を主る」


もう一つ大切な言葉に、**「脾は四肢・肌肉(しき・きにく)を主る」**があります。

四肢とは手足、肌肉とは筋肉のことです。


「脾」が作り出した気や血は、筋肉や手足を養い、日常生活を支える力になります。


そのため東洋医学では、「脾」が元気であることは、体力や活動する力にも深く関わると考えます。


「脾」が弱ると


脾に元気がないと人も元気が出ない

東洋医学では、「脾」の働きが低下すると、次のような状態がみられます。


  • 食欲がわかない

  • 胃もたれしやすい

  • 疲れやすい

  • 下痢をしやすい

  • 手足に力が入りにくい

  • むくみやすい


一見すると別々の症状に思えますが、東洋医学ではこれらを「脾」の働きと関連づけて体全体を診ていきます。


まとめ


東洋医学の「脾」は、西洋医学の脾臓とは異なり、毎日の食事から栄養を取り込み、気や血などのエネルギーを生み出して体を支える大切な存在です。


「後天の本」「運化」「脾は四肢・肌肉を主る」といった考え方は、「脾」が健康の土台であり、五臓の中心的な役割を担っていることを表しています。


次回は、**「消化と『脾』の関係」**について、さらに分かりやすくご紹介します。

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