東洋医学の「五臓」とは?体を支える5つの内臓の考え方
- 11 時間前
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こんにちは、山鍼灸院の山口です。
前回の記事では、東洋医学では腰痛を「腰だけ」の問題として考えるのではなく、全身のバランスや「腎(じん)」の働きを大切にしていることをご紹介しました。
今回は、その「腎」も含まれる**「五臓(ごぞう)」**についてお話しします。
「腰痛なのに、なぜ腎が関係するの?」「肩こりなのに、なぜ足やお腹に鍼をするの?」
そんな疑問を理解するために欠かせないのが、東洋医学の「五臓」という考え方です。
五臓とは?
東洋医学では、体の健康を考えるうえで内臓をとても大切にしています。
その中でも特に重要と考えられているのが、
肝(かん)
心(しん)
脾(ひ)
肺(はい)
腎(じん)
の5つです。

これらをまとめて**「五臓」**と呼びます。
ただし、東洋医学の五臓は、西洋医学でいう肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓とまったく同じ意味ではありません。
内臓の働きに加えて、それぞれが体全体の働きや心身のバランスにも深く関わっていると考えるのが、東洋医学の特徴です。
五臓は体全体と深く関わっています
五臓には、主に次のような役割があると考えられています。
肝は、気や血の流れと関係が深く、ストレスや肩こりなどと関わります。
心は、血液の巡りや精神活動と関わります。
脾は、食べ物の消化・吸収や、気や血を作る働きに関わります。
肺は、呼吸や全身に気を巡らせる働きに関わります。
腎は、成長や老化、生命力、水分代謝などに関わります。
このほかにも、それぞれ体のさまざまな働きと深く関わっています。
例えば、東洋医学では腎は腰と深い関係があると考えられています。そのため、腰痛であっても腰だけではなく、腎の状態も確認しながら施術を行います。
このように、東洋医学では症状だけを見るのではなく、五臓の働きも確認しながら根本原因を探っていきます。
なぜ五臓を大切にするの?
東洋医学では、五臓は体の基本であり、全身の機能に深く関わっていると考えられています。
そのため、表面上の症状が改善しても、五臓のバランスが整っていなければ、不調を繰り返しやすいと考えます。
だからこそ、どのような症状であっても、五臓の状態や働きを確認しながら全身を整えていきます。
これが、東洋医学ならではの考え方です。
まとめ
東洋医学では、肝・心・脾・肺・腎の5つを「五臓」と呼び、体全体の機能を支える大切な働きとして考えています。
五臓の状態を確認することが、不調の根本原因を探り、一人ひとりに合わせた施術につながります。
次回からは、この五臓について一つずつ詳しくご紹介していきます。
まずは**「肝(かん)」**について、東洋医学ではどのような働きをしているのかを分かりやすくお話しします。
愛知県東郷町 山鍼灸院


