「腹診」とは?お腹を触って体の状態をみる診断方法
こんにちは、山鍼灸院です。
日中の暑さは相変わらずですが
朝晩の暑さは和らいできました。
これからの時期は冷えに気を付けましょう。
東洋医学では、身体の状態を確認するために、脈だけでなく**お腹を触って診る「腹診(ふくしん)」**という診断方法があります。
腹診では、お腹の硬さや張り、温度、圧したときの感覚などを手で確認し、身体の状態をみていきます。
お腹にも五臓に対応する場所があります
東洋医学では、お腹にも肝・心・脾・肺・腎の五臓に対応する場所があります。

それぞれの場所を触れたときの状態を確認することで、どの五臓に変化があるのかをみていきます。
例えば、みぞおち周辺は心、左右の肋骨の下あたりは肝や肺、おへその周辺は脾、下腹部は腎に対応します。
このように、お腹のどの場所にどのような反応があるのかを確認することも、東洋医学では大切な情報になります。
指先や手の感覚を大切にする腹診
腹診で大切なのは、目で見て判断することだけではありません。
実際にお腹に触れ、硬さや張り、温度、手に伝わる感覚を確認します。
私は、脈診流という鍼灸の流派で学び、実践してきました。
脈診流は、目の見えない鍼灸師によって発展してきた流派です。
そのため、脈診だけでなく腹診などの触診でも、指先や手から伝わる感覚を大切にしています。
脈を触れる脈診と、お腹を触れる腹診。
どちらも、手で身体の状態を確認する診断方法です。
脈診と腹診を合わせて身体をみる
東洋医学では、一つの診断方法だけで身体を判断するのではなく、さまざまな情報を組み合わせて身体の状態をみていきます。
山鍼灸院では、脈診や腹診などから得られた情報をもとに、東洋医学の考え方に沿って治療方針を組み立てています。
また、脈診や腹診以外にも、顔色や舌などを観察する**望診(ぼうしん)**があります。
ただし、私が学んできた脈診流では、目で見ることよりも、実際に触れて感じ取る診断を大切にしています。
身体の状態を手で感じ取り、その情報を鍼灸の治療につなげていく。
これが、山鍼灸院で大切にしている診断の一つです。
愛知県東郷町 山鍼灸院
