東洋医学で考える内因とは?感情と身体の関係
こんにちは、山鍼灸院です。 先日、友達と飲みすぎて 何年かぶりに二日酔いでした。 1日無駄にしてしまいました。
前回は、病気の原因について、西洋医学と東洋医学の考え方を紹介しました。
東洋医学では、病の原因を「内因」「外因」「不内外因」に分けて考えます。
今回は、そのうちの「内因」について解説します。
内因とは?
東洋医学には「内因なければ病なし」という考え方があります。
これは、五臓が健康に保たれていれば病気にはならず、怒りや思い悩みなどの感情によって五臓が傷つき、その働きが弱まることで、病気が始まるという考え方です。
例えば、強いストレスが続いて食欲が落ちたり、心配ごとがあると眠れなくなったり、怒りを感じたときに頭が痛くなったりすることはありませんか?
このように、感情の変化は身体にも影響します。東洋医学では、こうした感情と身体の関係を重視します。
感情と五臓の関係

東洋医学では、怒り・喜び・思い悩み・悲しみ・恐れなどの感情と、五臓の働きを結びつけて考えます。
肝と怒り:怒りが強くなると、肝を傷つけると考えます。怒りが続くと、頭痛やイライラなどにつながることがあります。
心と喜び:喜びが度を超すと、心を傷つけると考えます。気持ちが高ぶって落ち着かなくなったり、眠りにくくなったりすることがあります。
脾と思い悩み:考えごとや心配が続くと、脾を傷つけると考えます。食欲が落ちたり、胃腸の調子が悪くなったりすることがあります。
肺と悲しみ・憂い:悲しみや憂いが続くと、肺を傷つけると考えます。息苦しさを感じたり、呼吸が浅くなったりすることがあります。
腎と恐れ:強い恐れは、腎を傷つけると考えます。強い恐怖を感じたときに、足に力が入らなくなったり、尿意を感じたりすることがあります。
このように、感情が五臓に影響し、その働きを弱めることが、病気の原因になると考えます。
感情と身体の関係を考える
山鍼灸院では、症状だけでなく、問診や脈診、腹診などを通して身体全体の状態を確認し、治療方針を組み立てています。
感情と五臓の関係を知ることは、自分の身体の状態を見つめ直す手がかりにもなります。
次回は、自然環境が身体に影響すると考える「外因」について解説します。
愛知県東郷町 山鍼灸院
