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東洋医学における外因とは?気候が身体に与える影響

19 時間前
読了時間: 4分


こんにちは、山鍼灸院です。


また台風が来ているみたいです。 今年は台風の当たり年ですね。 リンゴが心配です。


東洋医学では、病気の原因を考えるとき、身体の外から影響を与える要因を「外因」と呼びます。


私たちの身体は、気温や湿度、風など、自然環境の影響を受けながら生活しています。


寒い日に身体がこわばったり、暑い日に疲れやすくなったりするように、環境の変化は身体の状態と深く関係しています。


東洋医学では、こうした自然環境の特徴を風・寒・暑・湿・燥・火の六つに分け、それぞれが身体にどのような影響を与えるかを考えます。


外因を構成する六つの要素


6つの外因

風(ふう)

風は、動きや変化の速さと関係する要素です。東洋医学では、症状が急に現れたり、変化しやすかったりする特徴を風の性質と関連づけて考えます。


例えば、痛む場所が移り変わるような症状や、急に現れる不調などです。風の影響は、身体の上部や表面に現れやすいとも考えられています。


寒(かん)

寒は、冷えに関係する要素です。身体が冷えると筋肉がこわばったり、関節が動かしにくくなったりすることがあります。


東洋医学では、寒には身体を収縮させ、気血の流れを滞らせる性質があると考えます。そのため、冷えに伴う痛みや、温めると楽になる症状などを考える際に、寒の影響を検討します。


暑(しょ)

暑は、夏の強い暑さに関係する要素です。暑さによって大量に汗をかくと、水分が失われ、疲労感や口の渇きが現れることがあります。


東洋医学では、暑は身体の熱を強め、津液(しんえき)を消耗させる性質があると考えます。津液とは、身体を潤す血液以外の水分を指す概念です。


湿(しつ)

湿は、湿気に関係する要素です。東洋医学では、湿には重く停滞しやすい性質があると考えます。


そのため、身体の重だるさ、むくみ、頭がすっきりしない感覚などを、湿の影響と関連づけて捉えることがあります。湿の影響が長く続くと、症状が慢性化しやすいとも考えられています。


燥(そう)

燥は、乾燥に関係する要素です。空気が乾燥すると、皮膚や喉が乾燥しやすくなります。


東洋医学では、燥は身体の潤いを損なう性質があると考えます。


特に肺は、呼吸や身体の潤いと関係する臓として捉えられており、燥の影響を受けやすいとされています。


火(か)

火は、強い熱に関係する要素です。


身体の熱感、顔の赤み、口の渇きなど、熱が強く現れる状態と関連づけて考えます。


東洋医学では、火の影響が強いと、身体の潤いを消耗させたり、精神的な落ち着きに影響したりすると考えます。


外因があれば必ず病気になるのか?


風や寒さ、暑さ、湿気、乾燥などが存在するだけで、必ず病気になるわけではありません。


東洋医学では、気候の変化の程度や身体の状態などを含めて、外部環境が発病にどのように関わったかを考えます。


同じ環境で過ごしていても、体調の変化には個人差があります。


また、外部環境だけでなく、身体の内側の状態も病気の原因を考えるうえで重要です。


東洋医学では、感情などの内側の要因を「内因」、生活習慣や外傷などを「不内外因」として区別して考えます。


外因と身体の調節機能


外因から体を守る自律神経

現代医学では、体温調節や発汗、血管の収縮・拡張などに自律神経が関わっています。


暑いときに汗をかき、寒いときに熱が逃げにくいよう調節するのも、その働きの一部です。


季節の変わり目に疲れやだるさを感じる背景には、環境の変化だけでなく、身体がその変化に対応する仕組みも関係している場合があります。


東洋医学では、外因を通じて自然環境と身体の関係を捉えます。


外部環境と身体全体の状態を合わせて考えることが、東洋医学の病態理解につながります。


次回は、東洋医学における「不内外因」について解説します。


生活習慣や外傷など、外因・内因とは異なる病気の原因について見ていきます。


季節の変わり目や気候の変化による体調不良でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。


愛知県東郷町 山鍼灸院

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