季節によって体は変わる?東洋医学でみる「季節の体」
こんにちは、山鍼灸院です。 連休中は道が空いているので通勤が楽です。 でも皆さんの運転が平日とは違うので気を使います。 安全運転で行きます。
私たちの体は、季節が変わると、その環境に適した状態へ自然に変化していきます。
夏は体の熱を外へ出すために汗をかきやすくなります。


冬は寒さに耐えるために体の中心に熱を集めます。そのため、手足など体の末端は冷えやすくなります。
春は冬の閉じた状態から、少しずつ体が活発になっていきます。
秋は夏の活動的な状態から落ち着き、冬に向けて体が蓄える方向へ変化します。
このようにして、私たちの体は季節ごとに変化し、厳しい自然の気候に対応しています。
自律神経が乱れると季節の変化についていけない
季節の変化に合わせて体の状態を変える働きには、自律神経が関わっています。
気温や湿度などの環境が変化すると、自律神経が働いて体温や発汗などを調整し、その季節に適した状態へ体を変化させます。
そのため、自律神経の働きが乱れると、季節の変化に合わせた体の調整がうまくいかなくなります。
これが、季節の変わり目に体調を崩しやすくなる理由の一つです。
季節外れの変化でも体調を崩しやすくなる
さらに、季節そのものと実際の環境の変化が大きくずれることもあります。
真夏なのに急に気温が下がったり、近年だと秋なのに夏のような暑さが毎年のように続いています。
体は季節に合わせて変化しているため、こうした急激な気温や湿度の変化が続くと、体の調整が追いつかなくなり、身体の不調につながります。
その変化は脈にも現れる
東洋医学では、季節による体の変化が脈にも現れると考えます。
脈診では、単に脈拍の速さをみるのではありません。
脈の浮き沈みや強さ、形などを触れて確認し、その人の体が今どのような状態にあるのかを読み取ります。
また、季節ごとにその季節に応じた脈があります。
実際に触れた脈がその季節の脈になっているかを見ることで、体が季節に適応しているかを確認することができます。
本来その季節に現れる脈とは違う脈が現れていれば、体が季節の変化にうまく適応できていない状態として捉えます。
季節の脈を治療に生かす
実際の脈は、季節だけで決まるものではありません。
その人の体質や体調、生活の状態なども脈に現れます。
そのため、季節の脈を基準にしながら、今の体が季節に対してどのような状態にあるのかを読み取ることが大切です。
山鍼灸院では、脈診や腹診などを通してその日の体の状態を確認し、その状態に合わせて施術を行っています。
季節が変われば、体も変わる。
その変化を脈から読み取り、治療に生かすことも、東洋医学の大切な考え方の一つです。
愛知県東郷町 山鍼灸院

