不内外因とは?生活習慣や房事も病の原因に
こんにちは、山鍼灸院です。
昨日は暑かったです 10月も終わろうとしているのに30度を超えました 寒いの嫌いな僕にはありがたいです
東洋医学では、病の原因を「内因」「外因」「不内外因」の3つに分けて考えます。
内因は感情の変化、外因は気候などの自然環境が関係する病因です。
それでは、日々の生活習慣や疲労、けがなどは、どのように考えるのでしょうか。
今回は、内因にも外因にも分類されない病因である「不内外因」について解説します。
不内外因とは?
不内外因には、生活習慣、疲労、けが、房事(性生活)などが含まれます。
日々の生活や身体への負担が、病の原因になるという考え方です。

1.生活習慣
飲食の不摂生、運動不足、不規則な生活などが該当します。
東洋医学では、食事から身体を動かすための気や、全身を養う血をつくると考えます。
そのため、食事が不規則だったり、偏った食事が続いたりすると、気血を十分につくれなくなると考えます。
また、運動不足は気血の巡りを滞らせる原因になります。
不規則な生活が続くと、身体そのものにも負担がかかります。
2.疲労
疲労の蓄積、睡眠不足、過度な運動などが該当します。
東洋医学では、働きすぎや過度な運動によって気や血を消耗すると考えます。
睡眠不足も身体を十分に休ませることができず、疲労が蓄積する原因になります。
3.けが
骨折や打撲などの外傷も、不内外因に含まれます。
東洋医学では、打撲などの外傷によって気血の巡りが滞ると考えます。
このように、血の巡りが滞った状態を「瘀血(おけつ)」といいます。
瘀血が生じると、その部分の気血の巡りが妨げられ、痛みなどの症状につながると考えます。
4.房事(性生活)
過度な房事も、不内外因の一つです。
東洋医学では、過度な房事は腎精を消耗させ、腎虚につながると考えます。
腎精は成長・発育・生殖を支え、加齢に伴う身体の変化にも関係します。
そのため、腎精を過度に消耗することは、老化を早める要因になると考えられています。

不内外因を鍼灸治療に活かす
不内外因は、生活習慣や疲労、けが、房事など、日々の生活や身体への負担から病が起こるという考え方です。
東洋医学では、こうした病因を手がかりに、身体の不調がなぜ起きているのかを考えます。
症状だけでなく、その原因を探り、根本からの改善を目指す治療を行うのが、東洋医学に基づく鍼灸です。
身体の不調について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
愛知県東郷町 山鍼灸院

