鼻は肺の健康を映す鏡?
- 7月31日
- 読了時間: 2分
こんにちは、山鍼灸院です。
患者さんが良くなっていくのを見ると、とてもうれしいです。
反対に変化が出ないと、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
精進あるのみ、日々勉強です。
鼻づまりや鼻水などの症状が続くと、「鼻だけの問題」と考えがちです。
しかし東洋医学では、鼻は肺と深く関わっていると考えます。これを**「肺は鼻に開竅(かいきょう)する」**といいます。
今回は、東洋医学から見た肺と鼻の関係についてご紹介します。

鼻と肺の関係とは?
東洋医学では、肺は鼻に開竅すると考えます。
「開竅」とは、五臓の働きが体のどこに現れるかを表す言葉です。
つまり、鼻は肺の状態を映し出す場所と考えられています。
健康な肺は鼻の働きを保ち、スムーズな呼吸を助けています。
肺の働きが低下するとどうなる?
肺の働きが低下すると、鼻づまりや鼻水が出やすくなったり、嗅覚が鈍くなったりすることがあります。
また、鼻の中が乾燥しやすくなり、不快感を感じることもあります。
東洋医学では、このような鼻の症状も肺の働きと深く関係していると考えます。
西洋医学でも鼻は大切な役割があります
鼻は、空気中のほこりや細菌などを取り除き、吸い込んだ空気を温めたり湿らせたりする働きがあります。
さらに、鼻の奥には**嗅上皮(きゅうじょうひ)**という組織があり、ここでにおいを感じています。
このように、鼻は呼吸だけでなく、においを感じるためにも欠かせない器官です。
肺シリーズまとめ

今回は、東洋医学における肺の働きについて5回にわたってご紹介しました。
肺は呼吸をするだけの臓器ではなく、
気を全身へ巡らせる
皮膚や体毛を健康に保つ
体内の水分を巡らせる
鼻の働きと深く関わる
など、さまざまな役割を担っていると考えます。
また、肺は乾燥に弱く、空気が乾燥する秋から冬にかけて働きが低下しやすいとされています。
そのため、この時期は咳やのどの乾燥、鼻の不調などが現れやすくなります。
東洋医学では、咳や鼻の症状、乾燥しやすさ、風邪をひきやすさなどの症状があるときは、**まず肺の状態や働きを確認します。
**そのうえで、全身のバランスをみながら治療を進めていきます。
次回からは、五臓の一つである**「心(しん)」**について、わかりやすくご紹介していきます。
愛知県愛知郡東郷町 山鍼灸院


