肺は体の水分を巡らせる?わかりやすく解説
- 7月30日
- 読了時間: 2分
こんにちは、山鍼灸院です。
ここ2~3日は最高気温36°ぐらいです。 過ごしやすいですが、エアコンが効きすぎて連日下痢をしています。
肺というと「呼吸をする臓器」というイメージが強いかもしれません。
しかし東洋医学では、肺は体内の水分を全身へ巡らせ、余分な水分の排出を調整する働きもあると考えます。
この働きを**「水道通調(すいどうつうちょう)」**といいます。
今回は、この「水道通調」についてわかりやすくご紹介します。

水道通調とは?
「水道」とは、体内を巡る水分の通り道のことです。
「通調」とは、水分がスムーズに巡るよう調整するという意味があります。
私たちの体は約60%が水分でできており、この水分が全身を巡ることで細胞や臓器は正常に働いています。
東洋医学では、この水分の巡りを調整するのも肺の大切な役割です。
なぜ肺が水分を巡らせるの?
西洋医学でも、体内の水分の約2~3割は呼吸によって排出されるとされています。
東洋医学では、肺は呼吸だけでなく、体内の水分を全身へ巡らせ、余分な水分の排出を調整する働きがあると考えます。
必要な水分は全身へ届けて体を潤し、役目を終えた余分な水分は腎や膀胱へ送られ、尿として体の外へ排出されます。
このように肺は、水分を適切に巡らせることで、体内のバランスを保つ重要な役割を担っています。
肺の働きが低下するとどうなる?
肺の働きが低下すると、水分の巡りが乱れやすくなります。
そのため、顔や手足がむくみやすくなったり、痰が増えたりすることがあります。
反対に、必要な場所へ水分が十分に届かず、のどや鼻、皮膚が乾燥することもあります。
肺は乾燥に弱いため、空気が乾燥する秋から冬にかけては働きが低下しやすい季節です。
その結果、水分の巡りが乱れ、乾燥や風邪などの不調が現れやすくなります。

東洋医学では
東洋医学では、むくみや痰、乾燥なども体からの大切なサインです。
こうした症状から水分の巡りや五臓六腑の状態を読み取り、一人ひとりの体質に合わせた治療を行います。
次回は、肺のもう一つの特徴である**「肺は鼻に開竅(かいきょう)する」**について、わかりやすくご紹介します。
愛知県愛知郡東郷町 山鍼灸院


