経絡治療では、実際に何をするの?①|自然治癒力を引き出す理由
- 22 時間前
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経絡治療では、五臓(肝・心・脾・肺・腎)のバランスを整えることを目標に治療を行います。
では、どのように五臓の状態を判断するのでしょうか。
大きく分けると、次の3つから身体の状態を見ていきます。
① 症状から見る② 脈から見る③ お腹から見る
そして、それぞれから得られた情報を総合して、五臓の状態を判断します。
① 症状から見る
まず、現在どのような症状があるのかを確認します。
東洋医学では、症状と五臓との関係を見ながら、どの五臓に変化があるのかを考えます。
例えば、
消化器の症状 → 脾
呼吸器の症状 → 肺
生殖器の症状や腰の症状 → 腎
自律神経や筋肉の症状 → 肝
メンタルの症状 → 心
というように、症状から五臓の状態を考えていきます。
ただし、症状だけで五臓の状態を決めるわけではありません。
そこで、脈とお腹も診ていきます。
② 脈から見る

手首の脈から五臓の状態を見ることができます。これを「脈診」といいます。
脈の状態を確認し、五臓それぞれの状態を見ていきます。
③ お腹から見る

東洋医学では、お腹にも五臓の状態が現れると考えます。これを「腹診」といいます。
お腹の状態を確認し、五臓それぞれの状態を見ていきます。
3つの情報から五臓のバランスを見る
症状、脈、お腹。
この3つからそれぞれ五臓の状態を見て、それらを総合して身体全体の状態を判断します。
そして、弱っている五臓と、強すぎる五臓を見つけ出します。
東洋医学では、弱いのはもちろん、強すぎるのもよくないと考えます。
そのため、弱っている五臓だけを治療するのではなく、強くなりすぎている五臓も含めて全体のバランスを整え、五臓が中庸に近づくことを目指して治療します。
五臓のバランスを整える理由
五臓は身体の中心です。
五臓のバランスが整えば、身体全体も自然に整っていくと考えます。
これが自然治癒力を高めるといわれる理由です。
症状のある場所だけを見るのではなく、身体の中心である五臓のバランスを整える。
それによって、人が本来持っている自然治癒力を引き出していきます。
症状だけを抑えるのではなく、身体そのものを整えていく。
それが、山鍼灸院が考える経絡治療であり、根本治療につながる考え方です。
次回は、五臓の状態を判断したあと、実際にどの経絡・経穴を使って治療していくのかについて説明します。
愛知県東郷町 山鍼灸院


