経絡治療では、実際に何をするの?②|大まかな流れ
こんにちは、山鍼灸院です。
残暑が厳しい毎日です。
ようやく体が暑さに対応してきました。
ここ数日エアコンなしで寝むれるようになりました。
前回は、経絡治療でどのように五臓の状態を見るのかについて説明しました。
今回は、その五臓の状態をもとに、どの経絡やツボを使って施術するのかについて説明します。
1, 五臓に関係する経絡を選ぶ
前回、症状・脈・お腹から五臓の状態を確認しました。
その結果から、まずどの五臓に関係する経絡を使うのかを決めます。
経絡治療では、五臓の状態をもとに経絡を選ぶことが大切です。
2,その経絡から使うツボを選ぶ
手足には経絡全体に影響を与える重要なツボである五行穴・五兪穴・五要穴などが集まっています。
そのため経絡治療では、手足のツボのみを使います。
たくさんある候補の中から、そのときの身体の状態に合ったツボを選びます。
基本的には、1つの経絡に1つのツボのみを使います。
その中から、そのときの身体の状態に合った1つのツボを選んで使います。

3, 弱っている五臓を補う
使う経絡とツボを決めたら、まず弱っている五臓を元気にすることを考えます。
東洋医学では、これを**「虚を補う」**といいます。
弱っている五臓を補うことで、五臓の働きを整えていきます。
4, 強すぎる五臓を抑える
次に、強くなりすぎている五臓を抑えます。
これを**「実を瀉す」**といいます。
東洋医学では、弱いのはもちろん、強すぎるのも身体のバランスが崩れている状態と考えます。
そのため、弱っている五臓を補うだけではなく、強くなりすぎている五臓も抑え、全体のバランスを整えていきます。
施術後にもう一度確認する
施術を終えたら、もう一度脈とお腹を確認します。
施術前と比べて五臓の状態が整っているかを確認し、身体の状態が整ったことを確認して施術を終えます。

経絡治療では、身体の状態に合わせて施術する
経絡治療では、
①五臓の状態を判断する
②五臓に関係する経絡を選ぶ
③その経絡から使うツボを選ぶ
④弱っている五臓を補う
⑤強すぎる五臓を瀉す
⑥脈とお腹をもう一度確認する
という流れで施術していきます。
このように、身体の状態を確認しながら、使う経絡やツボを選んで施術を行います。
次回は、実際にどのような鍼を使い、どのように施術していくのかについて説明します。
愛知県東郷町 山鍼灸院


